こんにちは、にゃーすです。
年が明けてもう3月。みなさまお元気でいらっしゃいますでしょうか。
ひとり息子氏の大学受験が終わり、転勤族のはずなのに、何故か旦那氏と大学生になった息子氏と暮らしているわたしです。そのからくりとは・・・
転勤族によるライフプランの再考
息子氏が大学受験を控えたその年。進学先がどこの県になるかは不明という条件の元、わたしたち夫婦は、どの選択が3人のこれからにとって有益であるか、今後のライフプランを再考しました。
思えばこの約20年間、転勤族としてがむしゃらに走ってきましたが、息子氏の大学進学が、家族、もっと言えば、夫婦のこれからのライフプランを見直すいい機会となりました。
(※大学受験半年ほど前だったので、どこの県の大学に進学した場合かというのはすべて仮定。)
その1 地方国立大学(のちに合格→進学せず)
ビジョン:
旦那氏にわたしが帯同、息子氏は地方で一人暮らし。(所得制限や2年生からのキャンパス移動等があり大学の寮に入寮はできそうになかったので一般学生用アパート想定)
メリット:
- 学費が安い
- 工学部の中でも専門性が高い学科
デメリット:
- 仕送り発生のため、全体の支出増額(修士取得のため6年間通学想定)
- 一人でちゃんと生活、通学できるか心配(これまじで。コロナ渦があったからか、周りの先輩ママ友のお子さんでも中退・休学続出)
その2 東京私立美大(のちに2校3学科受験、2学科合格→進学)
ビジョン:
東京は旦那氏の地元であるため、持ち家購入可能。志望校が私立美大で学費が高額であるため、東京で一人暮らしをさせる選択肢はなし。
メリット:
- 息子にとっての実家ができる
- 自宅生となるため高額私大へ進学も可能
- 全体でみると一番支出を抑えられる
- 旦那氏の地元のため義実家との交流ができる
- 中退や休学のリスクが減少
- 40代なので持ち家を買う最後のチャンス?
デメリット:
- わたしの地元から遠い
- 息子氏は一人暮らし切望
- 旦那氏の昇進は終了
- 小姑の襲撃の可能性
浪人
ビジョン:
旦那氏は単身赴任中だったので、息子氏が高校卒業後は、わたしが旦那氏に帯同。息子が予備校の寮に入寮。または、東京に持ち家を購入し、わたしと息子氏が居住、自宅から予備校に通学。旦那氏は単身赴任。
メリット:
- 息子氏の意向を尊重できる
デメリット:
- 本人が腐る可能性あり
- 入寮となると高額になる
息子氏の優先順位
結局、わたしたち転勤族の今後の身の振り方は、息子氏の進学の方向性次第ということで、息子氏に問うてみました。優先順位は何か。
息子氏の答えは
- 行きたい学部に行く、妥協はしない(東京にしかない)
- 就きたい職業に就く、妥協はしない(ほぼ東京にしかない)
- そのためには東京しかない、妥協はしない(だから東京にする)
本当に頑固で妥協が嫌いな物理少年w
若干気難しく育ってしまった(´;ω;`)
よし、東京に家を買おう
いろいろ熟考した結果、高額な東京私立美大の学費も普通に払えて、息子氏の学びたいことややりたいことを充分にさせてあげられるのは、東京で家を購入する一択!と結論がでました。(美大は学費以外にも材料費やらいろいろかかるし、とにかく高額)
たまたま、旦那氏が東京出身ていうのもあったけど・・
小姑問題
ただ一つ、忘れちゃいかん問題がある。それは東京にはあの小姑さんがいるということ・・・

(シーズン8と統括まで書いてますw)
今までは年末年始や夏季休暇がすべて仕事、という転勤族だったから会う必要がなかったけども、東京に永住となれば、分からない。いつ襲撃されるか分からない。
そんな危険な生活を、自ら選択して良いのだろうか。それならすべての損切をしてでも、旦那氏に帯同して転勤をし続けるのが良いのではないか。
いんや!!わたしが一番大事なのは、息子氏と息子氏の将来だ!ふんふん
ニコニコして持ち家の話をする旦那氏にわたしは

ひとつだけ、約束・・東京に住むことで、
ぜtttttttったいにわたしに嫌な思いをさせないって約束してもらって良い???????

・・・・・?!う、うnnn?
そんな雑多な約束の元、息子氏は東京の大学と地方国立大学(合格しても進学はしないが、高校の指導もあり)を受験することに。浪人となっても東京で浪人をすることにしました。
タイムスケジュール
2023年10月 物件をSUUMOで探し始める、不動産会社の選定
2023年11月 物件内覧
2023年12月 契約
2024年1月 引き渡し、受験
2024年3月 合格発表、引越し
ぇ、めっちゃ早い・・・!!!いつも決めたら早い、にゃーす家w
転勤族終了の決断
そもそも、旦那氏は単身赴任の予定でこの話を進めていたのですが・・
上記スケジュールのどこかのタイミングで、おそらく、内覧をしたり契約をしたりする中で、心境の変化があったようです。やっぱり家を購入するなら自分も住みたいと思ったのか、東京だからなのか、親の近くだからなのか、良く分からないけど転勤族終了することを旦那氏が決めました。今まで約20年転勤してきたし、まぁもう良いんじゃね?と実感したんでしょう。
もうこれ以上昇進することはないし、本社に呼ばれていた話もなくしたし、失うものも大きかったけど、本人が納得したのならあとは賛成するだけ!
そして長いようで短いような転勤生活は終了しました!といっても、わたし自身は息子氏の中高の6年間は帯同せず、旦那氏だけがちょこちょこ異動していただけなんで、あんまり実感はなし。ちなみに6年間で旦那氏の異動回数は、4回。そう多くもないか。
まとめ
ということで、転勤族のライフプラン、いかがでしたか?にゃーす家は息子氏の大学受験を機に、自分たち夫婦のライフプランを再考し、息子氏の大学入学と共に、東京に移住しました!(今月でちょうど一年)
わたしの周りでは、転勤族で子どもの進学とともに東京に移住した家族を2家族知っているので珍しいことでもないのかもしれませんが。
いまは、地方や都会問わず、定年後に子どもの居住地に夫婦で引っ越される方が増加しているようなので、転勤族に限ってのことではなくなってきていますが、
拠点を変える、2拠点にする、など、暮らし方も様々です。わたしたち夫婦のように、転勤の経験を経ていたからこそ、こんなアイデアが生まれたのかなと思っています。こんな(元)転勤族もいるので、ぜひご参考にしていただければ嬉しいです(*^^*)
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