実家のない転妻さん・ママさんいませんか?

実家

こんにちは、にゃーすです。

実家のない転妻さん・ママさん、いませんか?何を隠そうわたしも、もう実家がありません。なんで自分ばっかり?と思うこともありますが、ちょっとの発想の転換で楽になれるかもしれません。

頼る実家がない理由

  • 両親が他界している
  • 両親が離婚・再婚している
  • 両親が毒親で実質帰る実家がない
  • 血縁関係のきょうだいがいるが疎遠
  • その他

わたしの実家の場合

うちは、両親が他界している、に該当しています。

しかし、もともと、両親が毒親で(母親が特に猛毒)、頼れる実家というよりもいつもトラブルばかりの実家でした。

それでも、断絶はせず何とか関係を保っていましたが、わたしの出産後、父と母のどちらもが大病を患い、晩年は両親ともに病気との闘いで、わたしはフルタイム勤務で子育てしながら看病、介助の日々が続きました。

そして、父は2015年に68歳で、母は2017年に62歳で他界。わたしが37歳の時点(息子が小6のとき)で実家なしの身になりました。介護・介助の年数は10年ほどでした。

子育てにおける実家の意味

  • 孫の成長の共有

実家の存在というのは、うちのような毒実家でも、孫の成長の報告においてはいくぶん機能していたものです。

何故なら、実の親になら、子どもの背が伸びたとか、成績が良かったとか、たわいもない子どもの成長を喜びとして報告し、共有できるからです。

義実家には気楽に電話して、どうでもいいような話をするのはちょっとしづらいものです。

  • 自分のルーツを知る

子どもの成長を見て、自分のルーツを認識せざるを得ない時があります。遺伝子は嘘をつかないからです。

体質や気質を知ったとき、血縁関係の上を見てしまいます。以前、同年代の実家なし歯科医師ママさんが「親が他界するということは、昔からの自分を知っている人がこの世から居なくなるということ」とおっしゃられていました。

わたしも実感するところで、例えば乳幼児のときの自分を知っているのは親なので、親から知る自分の情報というのは貴重です。それが自分の子育てに活きることも多々あります。

その他

  • 金銭的な援助
  • 育児に対するアドバイス などがあげられます。

転妻における実家の意味

転妻さんの中には「年に1回、実家に帰るのが唯一の楽しみ」とされている転妻さんはたくさんいらっしゃるでしょう。しかし、いずれは来る親の介護。

いくら元気で金銭的に裕福な親だったとしても、高齢者施設に入所の際には、保証人になってサインをしに行き、ケアマネさんとあいさつをし、よろしくお願いしますと頭を下げに行かねばなりません。

オペともなると、入院手続き・承諾書のサイン・オペ中の待機(結構これ重要)・オペの説明・保険の手続き・精神的ケアなどやることたくさんです。

わたしの場合、実家がなくなったのが平均的に早い年齢で、自分の身体が元気なうちに充分な看病、介助ができたことは親孝行できたことの一つでした。

転妻さんの年齢によっては、子育て、更年期、仕事、長距離移動重複しての介護が始まったりするわけです。

わたしも経験済みですが、転妻ならではの「長距離移動」を伴う介護は想像以上にしんどいものです。

親が元気にいてくれるのが一番なのですがね( ;∀;)(うちは毒実家だったので、まぁ・・)

頼れる実家がないってことは

まず、実家に頼れる人が、ちょっとうらやましい。普段は頼れなくても長期休みに羽根を伸ばせる人がうらやましい。

たわいもない話を聞いてくれる、人生の節目でお金を出してくれる、精神的支えになってくれる実家があるのがうらやましい。

それが全部ない!残ったのは空き家の片づけ!!墓じまい!笑笑

しかし、アラフォー世代には、実家のない同じ境遇の人が周りにいない。だから、楽しい帰省の話なんかも聞かなきゃいけない。盆正月GWが苦痛な時期もあったんです。

うちの夫はサービス業シフト制で、世間の休日と真逆。なので遊ぼうと思った周りのママ友さんは家族旅行中、なんてこともしばしば( ;∀;)

ないものは、ない!じゃ、どうする?

もともと毒実家だったので、実家に執着はないし、頼ることも少なかったはずなのに、ないものを悔やんで、ねたむ日々。

なんでちゃんとした親の元に産まれなかったんだー!もう少しちゃんとした親の元に生まれていればしなくて良い苦労がたくさんあったのに…と。

究極のタラレバですね🙄

しかし、親からの精神的苦痛・看病・介助がなくなったおかげで自分の家族のことを優先的に中心的に生活できるようになり、ストレスフリーになったことは、まぎれもない事実でした。

あまりに長い看護・介助生活でそれを忘れていたのです。実家がないことはつらいことかもしれません。でも、楽になったこともあるわけです。

もし、うちのように毒親じゃなく、居なくなったのが良い親だったとして、今がとてもつらいとしても、将来的に介護の心配がなくなった、などの発想の転換をしてみることで、辛さから解放されることもあるかもしれません。

良い親だったから介護したかった、という考えを持ってしまうと、たられば沼です。

まとめ

わたしが実践している「実家のない転妻さん・ママさんの隙間の埋める方法」

  • 義実家との関係を良好に保つ
  • 血縁のある親戚のおばちゃんをつかまえる
  • 同じ境遇の方とSNSでつながっておく
  • 離婚しないようにする(するときは仕事と結構な貯金を用意する)
  • 自分たち夫婦が健康寿命を延ばす(若いうちから意識する)
  • いまあるものを大切にするという考えを意識する

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