「親ガチャ論争」を実家のない元毒親持ちが考えてみたpart2

実家

こんにちは、にゃーすです。

親ガチャ論争について考えるパート2です。

 

パート1はこちら↓

 

 

毒親問題は果てがない

自分で選択し、自分のための苦労をすることがいかに幸せなことか。

毒親の元に産まれてしまったがために、「お金」「時間」「心」「体」を使って、自分のためには頑張れず、毒親が用意したくだらない課題に頑張らなければならない。

人生が始まったときからハードモード決定です。

で、その成果は皆無。母は酒をやめないし、教育費に必要なお金は毒母の酒・タバコ・宗教・ねずみ講に、父のギャンブルに消えていきました。

毒母は宗教活動の一環で、インドの貧しい子どもには、月に5,000円の支援をするのに、学資保険一つかけませんでした。

そして、父の体調はどんどん悪化し、性格もどんどん病魔に蝕まれていった印象です。結果的に他界するまで、2人の関係性が良くなることはありませんでした。

トラブルは永遠と果てしなく続く。子どもにとっては地獄です。

わたしにとって親は、安心できる場所ではなく、自分たちの気分と都合で子どもの邪魔ばかりしてくるトラブルメーカーでした。

所詮、親の問題を子が解決できるわけもなく。また、その義務もありません。実際は離れるしかありません。

うちの場合は、毒親が大病で早めに他界したことで一応は解決しました。

否定され続けることが普通の人生だったので、急にキレられなくなり、自分のしたいことができるようになり、楽になりましたが、

アダルトチルドレンからの回復期には何年もの(もしかしたら何十年も?)月日が必要になります。

考え方が急に、正常で育った人たちと同じになるわけもありません。

少しずつ、考え方やとらえ方を正常にすり合わせていく作業が必要になります。良くなったり悪くなったりを繰り返します。

でも決して諦めないことです(´・ω・`)

※アダルトチルドレンの回復についてはまた別回にて書きたいと思います。

毒親がもたらすもの

虐待されている子どもは、家庭内で起こっている日々のトラブルを、外部に漏らしてはいけないことを知っています。

何故なら、暗黙のルールであるし、きっとうちの実家でも当時、第三者が介入していたとしても、毒親がキレて終わったことでしょう。

たとえば、わたしたちが社会人になって多少の知恵をつけて、母のアル中について、病院へ連れて行くなど、提言したとすると父の拳が飛んでくるわけです。

そして、毒親が改心することは期待しない方が良いです。そもそも、毒親にとって、「虐待」という意識がありません。むしろ感謝されて当然くらいに思っていると思います。

毒親にとっては、この状態がスタンダードであり、立派に愛して育てていると本気で思っているのですから。

その証拠に、頻繁に毒母に言われた言葉が

・「裸で外を歩かせた覚えはない」→確かに裸で歩いたことはないけれど、服は1度も買ってもらった記憶はなく、

全部地域の方のおさがりか、自分でお昼ご飯代を貯めて古着屋さんで購入。(唯一高校の制服は一緒に行ってくれましたが。)

・「身の丈に合った行動をしろ」→ ~したいと言うと必ずこれを言われ何度もつぶされてきました。

家族で旅行に行きたい・服を買いに行きたい・〇〇部に入部したい・大学に行きたい・ここに住みたいetc・・

 

否定され続けると、残るものは虚無。頑張ろうとか、希望を持とう、というのはなくなります。自己肯定感は皆無。ここが一番の問題なのです。

貧乏でも地方出身でも大学に行けなくても、親からの正常な愛情さえあれば、臆病にならずに何でもチャレンジしたり、失敗しても納得し、ねじれた考え方をせず、自分なりの幸せに向かって、希望が持てたと思います。

「愛着障がい」を知ってください

毒親」に育てられた「アダルトチルドレン」は「愛着障がい」になってしまう人が多いという医学的結果が出ています。

物心つく前から、子どもは養育者にちゃんと愛情を注がれていないと、その時は無意識でも、のちに高確率で「愛着障がい」を発症してしまうことが分かっています。

実はうちの毒母も親ガチャ超失敗のアダルトチルドレンでした。

本人的には、大変苦労した幼少期を過ごし、そこから這い上がり、それなりに努力もしてきたのでしょうが、耐えられず、依存症に負けてしまった。

お酒・宗教・ねずみ講・タバコ。これでほぼすべての人間関係は破綻。この根底は、「愛着障がい」にあることは紛れもない事実だと思っています。

とても分かりやすく読みやすい岡田先生の本↓

毒親にならないために

わたしは「親ガチャ失敗」ですが、だからこそ自分が親になったいま、心に固く決意していることがあります。

  • 教育費は何が何でも出す(ましてや奨学金なんて借りさせない)
  • 子どもにとって家は安全基地
  • やりたいことをやらせる
  • 子どもの話を聞く
  • 子どもの意向をできるだけ優先する
  • 子どもが巣立ったら別世帯という意識を持つ
  • お金を残す

と、まぁ、自分がしてほしかったけどしてもらえなかったことをすると決めています。反面教師ですね。その面では自分の毒親を逆手に取って、子育てに活かしてます。

 

ネットの普及により、

  1. 世の中には同じ境遇の人が居て、自分は1人じゃないと知ったこと
  2. 自分の境遇をネットで話せること
  3. 専門書の存在を知り医学的理解ができたこと
  4. 精神科・心療内科の敷居が低くなったこと

などが主な起因になっていると考えています。

 

まとめ

親ガチャ」という言葉から何を学ぶのか。

今まさに毒親に育てられている子供たち、かつて毒親に育てられた大人たちを救済できる社会の仕組みを作ることが、今後の課題ではないかと思っています。

毒親に育てられて失われるものは、お金・時間・健康な身体・精神だけではありません。

普通の感覚』『自己肯定感』『人との適切な距離』などがねじれます。これはなかなか感覚として抜けません。

生まれた時から異常な環境で育っているので、何がどうおかしいのかさえ、本人たちには分からないのです。

まず、現在進行形で毒親に支配されている子供たち、大人たちが、周囲の人に声を上げられるようにすること。

毒親から逃れられた子供たちや大人たちが、少しでも正常な感覚や考え方を取り戻せるように、周囲が『愛着障がい』について知ること。

周囲の理解がないと、回復できません。

わたしは自分の経験を生かし、少しでも周囲の人たちに、親ガチャ失敗したアダルトチルドレン機能不全家族愛着障がいの存在を知ってもらい考える機会を増やしていくことから始めたいと思っています。

 

 


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