超ビビりのHSP過呼吸持ちで嘔吐恐怖症のわたしが胃カメラを飲んだ話

美容・健康

こんにちは、にゃーすです。

超ビビりのHSP(敏感な人)過呼吸持ちで嘔吐恐怖症のわたしが、決死の覚悟で胃カメラを飲んだ話の一部始終。

胃酸を呼吸しすぎている?!

この2か月ほど、美容院のシャンプー台や職場で、過呼吸になることが多くなっていた。 緊張やストレスからくるものかと、初めは考えていたけど、そのような状況以外にも、食後になるときもあり、段々とひどくなっていたので、かかりつけの胃腸科内科を受診。

何て言うんでしょう・・過呼吸っちゃあ過呼吸だけど、胸が重くて息が詰まるっていう感じ。 不思議と仕事のある日になる気がして。

最近、時間がない状況(5時間勤務1時間昼休憩だが、昼休憩は取れても15分程度だったので、ほぼ6時間弱ぶっ続けで働いていた)で、引継ぎや説明がない中、仕事を仕上げなければならないストレスも感じていたのも事実。

逆流性食道炎疑い

症状を医師に説明すると、ストレス→逆流性食道炎ではないか? との診断が。 とは言え、確定診断をするには胃カメラを飲まにゃならんので、逆流性食道炎の軽めの薬を頂いてその日は帰宅。 あ~胃カメラなんて、絶対飲みたくないよ~!

でも1ヵ月薬を飲んでも、一向に良くなる気配はなし。 段々、食べ物が詰まっているのでは? と思うくらい苦しい。 もうこれは飲むしかない! と決意。 ((+_+))

実は2回経験済み

1回目

1回目は経鼻内視鏡で鼻スプレーの麻酔や喉の麻酔を一切なしで。 はい、恐怖体験以外の何物でもなかった。

異物が串刺しのように体をぶっ刺した感覚で、何十回と嗚咽し、目と鼻と口からいろんな汁がずーっと出る。 あまりの苦しさに大暴れ。 看護師3人で押さえつけられた。

何よりすごかったのは心臓の鼓動。 グーで左胸を思いっきり殴られているほどの動悸。 心臓が破裂しそうなほどだった。 脈拍すごかっただろうと思う。

この経験が恐怖過ぎて、脳みそのドーパミンがおかしくなったのか、10年間(マイルドセブン10mg)喫煙者だったのが、全く吸えなくなった。

その後の医師の対応が冷たかった。 暴れられてイライラしてたみたいだった。 二度とやるかと思った。 結果して禁煙成功したので感謝はしている。

2回目

2回目は血液検査でピロリ菌陽性が出たとき。 胃カメラをしないとピロリ菌除菌治療が保険対応にならないから飲んだ。 1回目のことがあったので、鎮静有の病院を選んだ。

内視鏡センターのような、そればっかりやってる病院を選んだのだが、喉の気持ち悪い麻酔はあった。それでも、マウスピース装着後は全く記憶がなく、事なきを得ていた。

そして今回3回目の胃カメラである。

経口内視鏡(鎮静)

現在通院している胃腸科内科の内視鏡は

  • 経口内視鏡
  • 2段階鎮静 ミタゾラム10mg「テバ」2ml
  • 喉の麻酔なし
  • 胃の動きを抑える筋肉注射なし

HSP(繊細な人)な上に、過呼吸・嘔吐恐怖症持ちのわたしは、胃カメラの検査はかなりハードルが高いので、かなり細部まで医師や看護師に確認を取った(´・ω・`)

2段階鎮静は、まず半分くらいぼーっとする感じに鎮静し、マウスピースをくわえた後に、完全に鎮静させる方法とのこと。

喉の麻酔は、他の病院では結構主流らしいのだが、すんごい不快である。それこそ、息ができなくなるほどキツイので、こちらの病院ではやってないとのことでした。ラッキー!

いよいよ胃カメラ当日

超超超緊張して、前日はもちろん一睡もできず。真っ青な顔をして病院を訪れました。

まず、血圧測定。

ぶっちゃけ、血圧計も苦手。ぎゅううううううぅぅってされて、限界かも!!( ゚Д゚)と思ったとことでいつも、プシュウゥってなります。

そして医師の診察

超優しい先生なので、

医師
医師

安定剤を打って少しでも楽になっとく?

との提案。すかさず、縦に首を振りました!

点滴で入れる予定だったみたいだけど、点滴も束縛されてる感じが過呼吸を誘発しそうで、怖い。どうせ、すぐあとに点滴するのに。

筋肉注射で安定剤投入

そしたら、筋肉注射を提案してくれた。左手に一発、安定剤を打つ。安定剤の種類はアタラックスP注射液(25mg/ml)2.5%1ml

人生で筋肉注射が2回目なので、忘れてたけど・・痛い。でも、過呼吸が少しでも治まるなら、点滴の時間が少しでも短縮されるなら、痛い方が良い。←

点滴開始

15分ほど経ち、右腕に点滴の針を刺す。初めは液体だけ。先端恐怖症とかではないの。針を刺す行為は全く問題なし。束縛が恐怖なのです。でも、先ほどの安定剤のおかげか、そういう恐怖がほぼなくなってた。

このとき、半分鎮静後のマウスピースをくわえたときの束縛感が恐怖なのですぐに鎮静させてほしい旨を伝え、了承していただいた。

消泡液を飲む

胃の泡を消す、消泡内用液というのを飲む。ネットではめちゃくちゃまずいと書いてあったけど、おちょこサイズで、薄味のポカリだったので、まったく問題なし。

いよいよ鎮静剤半分投入

ストレッチャーで検査室へ。このときが一番の緊張感。でも、全然ドキドキしない。安定剤ってすげーなぁ。初めて打ったけども、効果があるのが分かりました。左を下にして横になっている状態で、

看護師さん
看護師さん

半分ぼーっとする薬を入れますねー

にゃーす
にゃーす

は、はいっ

点滴のポートみたいなところにちゅーっと入ったようだった。すると、1分ほどで本当にぼーっとする。超眠い。徹夜明けで超疲れて、布団に入って即寝してしまう感じ。それでも起きておこうと、まぶたを一生懸命あけるのだが、閉じてしまう。

にゃーす
にゃーす

こりゃ、まぶたをあけておくのが難しいですねぇ

というのを何回も看護師さんに言ってしまう。誰も返事してくれないのに・・w

そしたら、ピーッピーッピピピピと警告音が!

看護師さん
看護師さん

今、息止めてた?!

にゃーす
にゃーす

いえ・・止めてません・・

はははw

どうやら、ちょっと息を止めてしまったのか、止まったのか、ピリッとした空気が流れた。でも、こちとら、半分寝ているので、薄ら笑いをしてしまったw

マウスピース装着

結構な時間が経った感じ、たぶん何分かのことかと思うけど、正確な時間は不明。

看護師さん
看護師さん

マウスピース装着しますねー。

と言われたのだけど、とっさに手で出そうとしてしまった。

にゃーす
にゃーす

し、舌をどうすればいいですか?

看護師さん
看護師さん

マウスピースの下で良いですよ。

そう言われて何となく納得してマウスピースの下に舌を置いた。やっぱ直感で、マウスピースが嫌だったのだろう。

鎮静剤完全投入

約束通り、マウスピースを装着したすぐ後に、

看護師さん
看護師さん

お薬入れますね~。

必死でうなずいて、すぐ目が覚めた。でも、遠くに看護師さんがいた。

にゃーす
にゃーす

あのぅ、検査の方は・・

看護師さん
看護師さん

終わりましたよ。

なぬぅ?!?!

全く記憶がないので、信じられない気持ちのまま、また寝る。そして、次に目が覚めたときに、起き上がってみたら、歩けそうだったので、ソファへ移動した。時計を見ると、検査開始時刻より1時間経過していた。

検査結果

ソファで1時間ほど休んで、診察室で検査結果の説明があった。

  • 逆流性食道炎
  • 慢性(萎縮性)胃炎 除菌後
  • 食道ヘルニア

との確定診断がついた。

軽度の逆流性食道炎と慢性萎縮性胃炎は投薬と食生活の改善で治るが、食道ヘルニアは治らないとのこと。食道と胃の境目が開いてしまっているらしく、食べたものや胃酸が戻ってきやすいらしい。

でも、変な病変とかなくて良かった・・

感想

わたしの性格上、未知の検査をするのは嫌なわけです。石橋を叩いて叩いて叩き割って渡れない性分・・なのでシュミレーションを100回くらいやりました。

HSP・過呼吸・嘔吐恐怖症でも鎮静さえあれば、大丈夫でした( ̄▽ ̄)

大切なのは、しっかりと話を聞いてくださる病院、医師を見つけること。自分の不安要素をしっかりと話して、対策を取ってくださるところなら、安心して検査も受けられるでしょう。

過呼吸や嘔吐恐怖症などハンデをお持ちの方に、この経験が少しでも役立つ資料となればうれしいです。

 

 


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